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CD
title
American Custard
(アメリカン・カスタード )

artist
Fablefactory
(フェイブルファクトリー)

release date
2000/01/20 on sale
cat. no.
VRCD-3305
price
\2300(tax out)


23tracks CD
01. AMERICAN CUSTARD
02.

DIRIGIBLE SLUG

03.

I'M SICK I AM

04.

EYESIGHT, THE CYCLONE

05.

THE GEYSER INSIDE

06.

GENERATIONAL NIGHTMARE

07.

PRAYER TONGUE PSALM

08.

DRUNKEN DRAGONFLY

09.

INTERSTELLAR SHOPPING MALL

10.

KING OF GEEKS

11.

DR. MINIMAL CUTS IT SHORT

12.

STOP MOTION LORE

13.

JEFF THE LOOZER

14.

MONUMENT AVE.

15.

HOME OF CHAKRA

16.

POP OUT!

17. CHILDREN OF THE INDIAN CORN
18.

NAVAJO PEYOTE SONG

* 5 bonus tracks
19. THE OVERATURE OF THE ORNITHOLOGIST
20. THE UGLY DUCKLING
21. WOODYWOODY PECKERPECKER
22. SCAVENGER NOIR
23. THE FLY by William Blake
無邪気でやんちゃな冒険ファンタジー・ポップ&ロール!!

エレファント6やキンダーコア・レーベルなどで日本でもすっかりお馴染みのアメリカはジョージア州の学生街・アセンズからまたまた凄いバンドが登場。その名はフェイブルファクトリー(寓話工房?)。ハイテンションで駆け抜けるユーモアあふれるヒネリの効いたパワー・ポップ・チューンや古き良きアメリカを想起させるノルタルジックなメロディ。エレピやアコギの調べは切なくも壮大な星空の彼方へ。ひょっこり顔を出すムーグは宇宙との交信?大胆で無邪気な発想や繊細で絶妙なメロディ・センスが次々に飛び出す大傑作1stアルバム。オブ・モントリオール、ミュージック・テープス、エルフ・パワーなどのメンバーも参加。

『変幻自在のエレファント6人脈、フェイブルファクトリー。この4人組はレッド・カーペット・リングからの登場。より早く、よりやかましくを心がけ暗唱祈祷賛美歌のような音のカレイドスコープを展開。天国のカート・ベッチャーに聴かせたい。』
from BOUNCE - April 2000 [渚十吾]
『アホらしくも楽しい!基本的にポップでナイーブなんだけど、どっか切れてる感じの裏に、根本的なシリアスさが見え隠れする感じ?ウィーンとエレファント・シックス系が同時に好きな人にはぜひ聴いてほしい感じ。さらに、彼らの出身地アセンズ町(R.E.Mを輩出した町でもある)に80年代から注目していたという人なら、なおバッチリであること間違いない(そんな人少ないだろうなぁ。いや、今の表現やめとこう、とか言って、そのままにしてるじゃんか!:笑)。エルフ・パワー、ミュージック・テープス、オブ・モントリオール等の人々も参加。ファースト・アルバム』
from WHAT's IN? ES - August 1999 [伊藤英嗣]
『なんて言うか、エレファント6・イーストの一員であるけど、パンクでチアフル、ファグス風なローファイ・イクスペリメンタル・フォーク・コンボとして異彩をはなってるアセンズのフェイブルファクトリーによるファースト・アルバム。ポール・ヴィタム(Princeton Reverbs)が運営するニュー・ハンプシャーのインディ・レーベル”Red Carpet Ring”からのリリース。ロクサーン・マーティン(a.k.a.Freckles LeChat)とデイヴィ・ラスガバーの二人を軸に、ハンク・レン(a.k.a.Jhonson Clark)、デビューEPの後に新たに加入したダグラス・ホーン(a.k.a.Chris Bishop)が現在の編成で、各自あちこちアセンズのE6系バンドに関わっていたりするが、当然のごとくアルバムにはエルフ・パワーのアンドリューやミュージック・テープスのジュリアン・コスタ、ジョン・ダッフォ(Gerbils)やドッティとデレク(Of Montreal)などのアセンズ同胞が参加してる。ウィーンのカラーとも違うし、ファグスほどにいってしまったアシッド・フォークじゃないけど、どことなくやんちゃな冒険心と可愛げがあって子供っぽいようなファンタジーに惹かれしまう。このポップな幼児性とナイーヴな性格の善さは他のE6系のバンドにも言えることかも。エレピのバックがシックスティーズな「モニュメントAve.」のあどけなさもいいなぁ。なんかスラップブックみたいな魅力があります。それにしても近頃ノスタルジーがインディポップの大きなテーマになってきているような気がする。』
from COOKIE SCENE vol.8 [吉本栄]
『活況を呈しているシーンとはこんな風に次々と新しい動きが連鎖してゆくものなのだろう。エルフ・パワーにガービルズ、ニュートラル・ミルク・ホテル、ミュージック・テープスのメンバー4人が核となり、さらに周囲の人脈も絡むプロジェクト・バンド。先のバンド名を見てピーンときたファンならまず間違いない、自由で冒険心に飛んだポップ・ミュージックのプレイグラウンドみたいなサウンド。現在のUSシーンは本当に健康的で風通しがいい。噂だと超限定らしいのでお早めに。』
from CROSSBEAT August 1999 [広川祐]
『VROOM SOUNDのコンセプトは「グローバルな視点で見たインディ・ポップ・シーンの現在進行形」。となれば外せないのが、アメリカと日本のシーンの同時代性に気付かせてくれたエレファント6周辺の動き。エレファント6ファミリーがゲストで参加しているこのひねくれバンドもどこか変で、だからすごく今的だ。』
from MARQUEE vol.19 [小暮秀夫]
『ミュージック・テープスのジュリアン、オブ・モントリオールのドッティーとアンドリュー、ガービルズのジョンらがこぞって参加した4人組フェイブルファクトリーのフル・アルバム。オリヴィアほどではないもののこれがなかなかコラージュ色強いナンバーとアコースティック・ギター弾き語り曲などを折り混ぜたユニークなバンドで、アルバムを通して聴いて初めて良さが伝わってくる。アセンズのバンドではないだろうが、ここでもシーンの要、ミュージック・テープスのジュリアンの影響が強く出ているのが面白い。次世代のカギとなるか。』
from STRANGE DAYS - October 2000 [岡村詩野]